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階伯〔ケベク〕ってどんな話?
三国時代の百済に実在した最後の名将軍ケベクの生涯を描いたドラマ、『階伯〔ケベク〕』。
2009年、空前の連続高視聴率を叩き出し、この年の話題をさらった「善徳女王」で共同演出を担当したキム・グンホンが満を持して送り出したのが『階伯〔ケベク〕』です。「善徳女王」では新羅側から描かれた時代を、今度はその敵国、百済から描き直しています!
700年近くも存続し、高度な文化を育んだ百済という国の発展と衰退の記録、『階伯〔ケベク〕』をお楽しみください!
階伯〔ケベク〕のあらすじ
660年、黄山伐で5万の新羅軍を迎え撃つケベク率いる百済軍。その数わずか5千。宿敵キム・ユシン率いる5万の連合軍に決死の覚悟で挑んだ百済軍は見事4度目の勝利を収めます。
勇猛な百済の兵士たちにケベクが語りかけた言葉、それは「必ず生きて帰れ…家族の元へ!」
時は612年に遡ります。サテク妃の陰謀によって新羅から来たソンファ王妃は死に追いやられ、護衛将軍ムジンも宮殿を追われます。それから14年、ムジンは息子ケベクと庶民として暮らしていた。酒場で働くケベクは清楚な少女ウンゴに思いを寄せていた。
酒場でソンファ妃の息子ウィジャと知り合ったケベクはそれがもとで父ムジンの正体を知ることに。ところがサテク妃の執拗な陰謀は止まらず、ウィジャを守るためムジンはウィジャの刀で命を落すことを選びます。この混乱の中で新羅軍に捕えられたケベクは奴隷兵士として成長するが、その胸にはウィジャへの恨みとウンゴへの淡い思いだけがくすぶり続けます。
そんな中、百済軍との戦いが勃発。ケベクはウィジャへの恨みを晴らすため百済軍陣地に乗り込むが、そこでウンゴと再会します。ウンゴからムジンの死の真相を聞かされたケベクは祖国百済に戻る決心をします…。
大迫力!百済軍と新羅軍の戦い!

第1話はケベクが5千の百済軍を率いて、その10倍の5万の軍を率いる新羅軍と戦うシーンから始まります。決闘の結末はまだわかりませんが、激闘場面を見ることができます。
たった5千の軍で戦いを挑むケベクは工夫を凝らし、頭脳で勝負をしているように感じました。華城で撮影されたこのシーンにはケベク役のイ・ソジン、キム・ユシンを演じたパク・ソンウンら主要俳優陣のほか、200名を超えるエキストラが参加するほどの広大なスケールで描かれています。
人の多さはもちろん、馬や矢の多さにも驚きで、この撮影はどうやって行ったのかがとても気になりました!
気になる第1話はケベクの父、ムジンが中心!
このドラマの主人公であるケベクは第1話では冒頭部分しか登場しません。
時はさかのぼり、ケベクの父ムジンが百済の王、武王に遣えていた時の話に移ります。武王は新羅出身のソンファ王妃との間に息子ウィジャがおり、武王から寵愛されているソンファ王妃と息子ウィジャは次期後継者になることを嫌悪する派から様々な襲撃に遭います。その襲撃を守るのがケベクの父、ムジンです。
ムジンは真面目な性格で、武術もとても優れています。自分の任務を遂行するため、常にあらゆるところにアンテナをはっています。その緊張感からは一瞬の隙も許さないムジンの強さを感じました!常に冷静で穏便に物事を進めようとする姿から、個人的には誰よりも平和を願っている人なのかなと思いました!
チャ・インピョの華麗な修錬シーンに釘付け♡
ムジンはソンファ王妃とウィジャの護衛をするということもあり、かなり格闘シーンが出てきます!多くの敵から守るためにも10ヶ月待ち続けた折れない剣を手に入れる場面では、今後多くの血を吸うことになる太刀に詫びながら、ムジンが修練に励む姿を見ることができます!
ムジンを演じるチャ・インピョは撮影時44歳なのですが、44歳とは思えないほどの肉体美でムジンの太刀さばきに合わせて水しぶきが舞い上がる場面がとても迫力があり、演出のこだわりにも驚きました!
階伯〔ケベク〕
大ヒットドラマ『朱蒙』の演出家と作家が再集結して贈る、『イ・サン』のイ・ソジン主演の時代劇ドラマ。